7月6日の『ガッテン 糖質制限』を見て思うこと
1年前、糖質制限、ケトン体に対する世の中の意識は、以下のようなレベルでした。
7月6日の『ガッテン』を見た方は、この1年間の変化に気が付いたことと思います。
そしてついに、原核生物、ミトコンドリア、ケトン体が登場しましたね。
糖質制限は、それだけやっていてはだめで、脂肪やたんぱく質は今までよりもたくさん摂取することと言っていたことは正しいです。
でもその脂肪がケトン体になって大活躍することをまだ理解できない解説だった点は残念です。
糖質エンジンを動かさないでケトン体エンジンで生きることの素晴らしさがわかるのは、まだ先のことですね。
ケトン体を正しく理解してこそ、ダイエットや糖尿病はもちろん、認知症や、癌など重大な病気の解決に大いに役にたつのですが。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160706/index.html
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宗田 哲男
2015年7月7日 ·
新井先生の、「要介護5で、寝たきり会話不能の患者さんの相談を受けたときに、完全な糖質制限食を実行してもらったところ、3週間で、普通に歩いて、会話が出来るようになりました」というお話があったので、この糖質制限で寝たきりが続出という記事を検証した。
さてさて、今日本中にいる寝たきりの方は、糖質制限でなったのだろうか?透析になった方は糖質制限でなったのだろうか?何万人もいるこうした方たちは今の日本の最新の医療の治療法の結果で寝たきりになっているのであって、糖質制限によってなった方は、残念ながらいない。
1人か2人と何とか因縁をつけているけれども、幸か不幸か、糖質制限は、それほど普及していない。
これから、エビデンスをつくる段階なのです。
ケトン体を作る食事法は認知症にもアルツハイマーにも良い結果が出ています。
糖質制限に反対の方は今まで通りの食事でお進みください。
103歳の日野原先生は見事な糖質制限の食事法で活躍していますね。
私たちには、糖新生する能力が1日200gあると言われていますから、この清野先生は全くわかっていない。
自分で作れるから、外から取る糖質はゼロでも生きられるのです。
糖尿病の世界的権威で、関西電力病院院長の清野裕医師が解説する。
「人間には一日170gの糖が必要とされています。
そのうちの120~130gは脳で消費され、30gは全身に酸素などを運ぶ赤血球のエネルギー源として消費されます。
糖質は、生命を維持するために欠かせない栄養素なのです」