2年前の今日、私は京都の病態栄養学会で胎盤に極めて高濃度のケトン体が存在することを発表しました。
胎児はこの世に産まれてくるまで、ケトン体で生きているのです。
ここからケトン体の快進撃が始まり、この年の11月に 著書『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』が出版されました。
ケトン体は人体にとって危険なものではない。 その証拠に現在は、妊娠糖尿病の治療だけではなく、 がん治療にまで利用され多くの成果をあげているのです。