渡邉昌先生、門脇孝先生、江部康二先生の3人で,
東京大学において画期的な鼎談が行われたそうです。
渡邉昌先生からもお聞きしていましたが,『医と食』という雑誌の編集長である渡邉先生の素晴らしい企画です。
「医と食」は当時国立健康•栄養研究所理事長だった渡邊昌が医師に栄養学を、管理栄養士に医学知識を普及することで、食事による疾病予防の効果をあげようと2009年4月に創刊した雑誌です。
糖尿病学会の理事長と糖質制限医療推進協会の江部康二先生が話し合うということは、いよいよという感じがします。
江戸城にて、幕府の代表と京都の朝廷の代表が話し合いを持ったようなものですね。
江部先生のブログでは、
『EMPA-REG outcome trialにおける、「心血管イベント,および全死亡の発症率を低下」は、ケトン体の心筋保護作用や臓器保護作用が有利に働いた可能性があるなど、
門脇先生はケトン体に対してポジティブな面を強調され、私も大変嬉しく思いました。』
ケトン体に対する柔軟な思考を持てるかどうかが、医師のこれからのレベルを決めると思います。
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