妊娠糖尿病はインスリン抵抗性が増して、インスリンが出ているのに効果がない病態です。このインスリン抵抗性を治療するのに、お米を食べさせて、さらに6回の分食にして間食を増やして、インスリンを打ちます。効くわけないし、どんどん太ります。
「インスリン抵抗性とはこのような状況で、繰り返される食事によってインスリンレベルが下がっている時間が高い時間に比べあまりに短くなったために、インスリンが効きにくく、さらにインスリンの分泌が必要になって悪循環が起きている状態です。
このインスリン抵抗性を治療するためには、インスリンの分泌されない時間をとることがとても大事。そしてほとんどの食事がインスリンの分泌刺激になりますから、間食をしないということと、食事の回数はとても重要です。」