宗田哲男です。
拙著『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』に、たくさんのアマゾンレビューありがとうございます!
今日は、最新のアマゾンでのヒクイナさんのレビューをご紹介させていただきます。この「・・・最後のピースが埋まった」という表現は作者にとって望外の喜びです。
ヒクイナさんありがとうございました!
【糖質制限を続ける上で、今まで欠けていた最後のピースが埋まった】
もともとは、家族の認知症を何とかしたいと思い、ココナッツオイルを探したところから、糖質制限に出会いました。
それから、いろいろな本を読んでいると、認知症予防のためにも、糖質の摂り過ぎはいけないらしいと知りました。
認知症の家族の症状は進んでいます。
ただ、中鎖脂肪酸を切らすと、全く頭が働かないようなので、ケトン体がエネルギーとして有効なのは、間違いないようです。
もともとの要因(体質と習慣)が、変わっていない以上は、進んで行くのだろうと思います。
一方で、自分自身も、将来の認知症が心配になり、糖質制限を始めました。
9か月で、12キロ、体重が落ち、内臓脂肪、体脂肪率とも、正常値になりました。
そろそろ、現状維持で良いかなあと思っていた物の、同じ食事では、少しエネルギー不足のようで、どうしたら良いのか考え始めていました。
また、高齢者が糖質制限をすると、エネルギー不足で筋肉が落ちることがあることも、引っかかっていました。
というのは、糖質の摂り過ぎを減らして体の組織の糖化を防げる方が、体のために良さそうなのは、高齢者も同じではないかと思っていたからです。
この本を読んで、その疑問が解消しました。
糖質を減らした分は、脂質で補うべきものだということが分かったからです。
もちろん、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維は、十分とった上で。
一方で、植物油脂のリノール酸の摂り過ぎは、害があるようです。
単純に、糖質を減らして植物油脂を摂ろうとは思いませんが、良く考えて、本当に良い油脂(昔の、リノール酸たっぷりでサラサラだから良い油というのは、真っ赤な嘘です)を、摂るようにしたいと思います。
この本を読んだことで、糖質制限というか、自分の体のためにどういう物をどのくらい食べたら良いのかというようなことの、全体像が見えた気がしました。
体調も変化して、頭がぼんやりすることがなくなったし、気分のムラもなくなりました。
自分自身の体に起こったことが、糖質制限とこの本が正しいと証明しています。
今まで信じていた人間の体や健康、食事についての認識が、ころっと変わってしまいました。
この本に書かれているような研究がもっと増えて、多くのことが分かって来たら、健康や栄養に関する常識が、変わる日が来るような気がします。
人間の体は、本当に不思議です。
自分の体に起こったことが、どういうことだったのか、良く分かった気がします。
内容そのものも、読んでいて、ワクワクするものでした。