長崎の壱岐日々新聞さんがすごい書評記事を掲載してくれました。
実に紙面の大半を使っての力作です。ありがとうございます。
抜粋ご紹介します。
ほやほやの新刊だが発売と同時にアマゾンで発売首位となった超話題の本である。
産婦人科の医者である著者は一昨年、世界初の発見をした。その事実をベースに人間の栄養学の新しい常識を示す。
世界的に様々な病気が蔓延するこの時代を「救う道がある」というのは、決して大げさなことではない。
《 中 略 》
本書には妊娠で苦しむ母親が、糖質制限と出会って目を見張るほど健康になり、無事安産へと導かれる実例が多数掲載されている。
中でも、I型糖尿病(インスリンが全く出ない深刻な状態)の女性が実名で登場する例は息を呑む。
彼女は大学病院などで「妊娠継続は好ましくない」(堕胎しろという事)などと追い詰められ、いくつもの病院に分娩入院を断られ、そして著者の所(宗田マタニティクリニック)に来院する。
厳格な糖質制限食を実行した彼女は、インスリン注射は全く無しでも、妊娠9ヶ月目で血糖値70、ヘモグロビンエーワンシー(糖尿病の指標)5.8と極めて健康。
そしてケトン体は5千を超えているが(基準値の上限の42倍!)、母子ともに健全な出産。しかも膵臓が回復し、糖質制限ですくすく。その長い手記が全文掲載されているが、涙なしでも読めないものだ。
著者の病院では糖質制限を導入以降、帝王切開は30.5%から9.6%に激減したという。