江部先生のブログからです。
日本では糖尿病合併症としての糖尿病腎症からの新規人工透析導入患者数は
1983年の調査開始以来、2015年まで、一貫して増え続けていることとなります。
ところが、アメリカでは減っています。
食事療法も薬剤の選択も日本とは違うアメリカでは、合併症も減っているのです。
医学誌「ニューイングランド ジャーナル オブ メディスン」に
2014年4月17日発表された論文によると
米国では、糖尿病合併症の発症率が、
この20年間(1990~2010年)に急速に低下です。
(1)急性心筋梗塞 マイナス67.8%
(2)高血糖症による死亡 マイナス64.4%
(3)脳卒中 マイナス52.7%
(4)下肢切断 マイナス51.4%
(5)末期腎不全 マイナス28.3%
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