「新型コロナウイルスによる重篤な肺炎で入院した外科医が、ビタミンC点滴を治療に加えたことで劇的に改善し、退院した」と報じました。
A Richmond doctor’s dramatic story of COVID-19 infection, hospitalization and survival
Dr. Jeff Brown’s health was spiraling downward. But a new, unapproved approach to treating the coronavirus saved his life.
バージニア州リッチモンドの血管外科医のジェフ・ブラウン医師はロンドンとニューヨークを回ってからリッチモンドの自宅に戻りました。
ところ2週間後に体調が具合が悪くなり、病院で検査を受け手COVID-19と診断されました。
発熱して入院、重篤な肺炎を合併、クロロキンを初めとするCovid-19に効果があると言われる薬剤を投与されるも改善しませんでした。
主治医がバージニア大学でビタミンC点滴のCovid-19に対する臨床試験を担当しているフォウラー医師の助言でブラウン氏に高濃度ビタミンC点滴を開始しました。ビタミンC点滴を受けると呼吸はどんどん楽になり、2時間後には熱も下がり、症状もだいぶ改善していました。
重篤一歩手前の重症肺炎であったブラウン氏は1週間後に病院を退院しました。
柳沢厚生氏より
ただし、ビタミンCと同時に、サイトカインストームを劇的に抑える可能性のある、IL-6の機能を抑えるActemraが、投与されているため、ビタミンCの大量投与とActemra、どちらか単独の効果なのか、同時に使ったから効いたのか、現状では、その判断はできないという結論のようです。