秋葉原の心療内科「ゆうメンタルクリニック」の素敵なコラム!
糖質制限でなくなられた方のニュースについて。
最近は 禁煙していたけれど亡くなった方がいる。
禁煙がいけなかったのか!
「たとえば毎日のようにお酒やタバコを吸っていた方が、50代の健康診断で、「お酒やタバコのせいで、肝臓や肺に大きなダメージがある」と指摘されたとします。
そこから一念発起し、完全に「禁酒・禁煙」をしました。
そして最終的に、61歳で亡くなられたとします。
このときに「禁酒のせいで亡くなったんだ」「極端な禁煙は健康に良くないんだ」と結論づける人はいません。
何より、糖尿病による死亡者数は、年間13000人にも上るとされています。
この全員が、糖質制限を行っているとは到底思えません。
「糖質制限をしている方が亡くなった」というニュースはセンセーショナルで目立ちますが、「糖質制限をしていない人が亡くなった」というニュースは、報道されないだけで、その10000倍近くいるのです。
http://yakb.net/col/321.html