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頑張れケトン体!!

頑張れケトン体!!

ケトン体は、無実なのに、多くの医者には、まるで犯罪人のように思われている!

これは、2年前の投稿ですが、やっとケトン体が、表で話題になってきました。

ケトン体は、実は、医者の誰に、聞いても飢餓の象徴です。

人体のエネルギー代謝の中心で活躍していることに気が付いていません。

人体は、脂肪を使うケトン体エンジンと糖を使うエンジンの両方持っているのです。700万年の人類の歴史があるとすると、初めの699万年以上は、ケトン体エンジンが中心でした。ここ3000年くらい前から、新しいという糖質エンジンを使うことが次第に増えて、ケトン体エンジンは、主に表に出ないところで仕事をしています。でも脂肪を取っている人類が、毎日お世話になっていることには変わりがありません。よく体脂肪が分解してとかいう人がいますが、実際は食べた脂肪が使われるのです。

あるとき「ケトアシドーシス」という火事の現場にたまたまいて、黙々といつものように、水を運んで、消火を手伝っていたら、短絡な消防署と刑事さんが、放火したのはケトンちゃんだと言って逮捕しちゃったんです。
それ以来「ケトアシドーシス」という名前まで付けられて犯人にされてしまったのですが、ケトンちゃんは、もともと長い歴史のあるエンジンで、長男ですから、自己主張もしないで、濡れ衣にもじっと我慢しています。控えめで、縁の下の力持ち、糖質エンジンが動き出すと、静かに奥に引っ込んで、でも休まず働いているのです。
派手好きで、わがままで、切れやすく、持続力がない次男の糖質エンジンボーイは、すぐにエネルギー切れを起こすし、効率も悪いのですが、麻薬の成分を持っていて脳に入り込み、結構人体にしぶとく結合していて、今は、主人公のような顔をしてのさばっています。ケトンちゃんは、貢献度は大なのにいまだに、誤解が解けないのです。火事の原因は、食べた糖質の取りすぎと火を消せないインスリンの欠乏、膵臓のランゲル君の怠慢なのに、真面目な働き者のケトンちゃんが悪者扱いです。
「ケトアシドーシス」というのは、「高血糖制御不能状態」というべきで、アシドーシスとケトン体は無関係です。たまたまヒドロキシ酪酸という名札に酸が付いていたのでアシドーシスの原因にされたのです。すべては、糖の取りすぎと仕事しないインスリン、それをさぼっているランゲル君のせいです。
その証拠には、脂肪中心のエネルギーを使うケトン体エンジンだけの時でもアシドーシスにはなりませんし、胎児新生児も、ケトン体で生きていますが、いくらケトン体が高くても、まったくアシドーシスにはなりません。

私たちの仕事は、ケトン体の無実を晴らして、表舞台に出してあげることです。

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