著書「ケトン体が人類を救う」に、最初の新聞書評がでました。
西日本新聞の書評、京都の友人の医師が教えてくれました。
とても素晴らしい書評を頂いたので、一部引用し、ご紹介させて頂きます。
「ケトン体」といっても耳なじみがないかもしれない。しかし、「糖質制限」なら、最近ダイエットがらみでよく聞く。著者は産婦人科の医師であり、糖尿病の妊婦の治療やサポートをおこなっている。一般的には、妊娠継続をあきらめるよう言われることの多い糖尿病の妊婦を、無事出産させるなどの成果を上げている。肥満に悩む人にも参考になる本書だが、いわゆるダイエット本ではなく、医療に踏み込んだ内容となっている。
著者は、タンパク質・脂質を中心とした食事を勧めている。ケトン体とは、体内の脂肪の分解によって生まれる物質のことだ。従来のブドウ糖を使った代謝から、ケトン体代謝に変化させることで、体の状態は劇的に改善されるという。その引き金となるのが、糖質の摂取をやめることだ。
この治療法は現在の学会や医学界ではなかなか認められず、ケトン体危険説やバッシングも多い。著者はそのことを隠さず、豊富な実例をもとに反論していく。
ーー 中略 ーー
現在、肥満や糖尿病に悩んでいる人、特に妊婦さんにおすすめだ。また、医学や栄養学の最新動向を知っておきたい人にも興味深い内容だ。
http://www.nishinippon.co.jp/nlp/reading_guide/article/215557